昨日(2013.12.04)は米国ワシントン州政府商務局、エバグリーン建築資材貿易振興会(EBPA)、アメリカ針葉樹協議会(SEC)、主催のセミナーに参加してきました。
ワシントン州といえば、コーヒーショップで有名なスターバックス(Starbucks Corporation)やタリーズコーヒー (Tully’s Coffee) 、また通販サイトのAmazon.com, Inc.(アマゾン・ドット・コム、NASDAQ: AMZN)や会員制倉庫型卸売小売のコストコ(Costco、正式社名:Costco Wholesale Corporation) そして、マイクロソフト(英: Microsoft Corporation)の本拠地でもあります。
その世界最前線の企業が集まるワシントン州において、住宅産業で活躍されている企業様の紹介をします。
(※12/4~12/6開催期間中のため詳しい内容は後日追記いたします。)
基調講演①
「大きく変わるリフォーム市場に利用できる経営術」(株式会社Sockeye Homes 代表取締役 酒井利英氏)
今、リフォーム市場(リフォーム分野)は大きく変わろうとしています。これから勝ち残っていくリフォーム事業とはどういう形か?それに本格的な収入源にしていくにはどうすれば良いのか?ワシントン州リフォーム事業トップ企業の講演です。
日本では従来の木造建物の耐用年数が20~30年ですが、米国では50~80年、100年の建物でもリフォームするという(下記リンク:関連記事)
そのリフォーム施工の現場をみると、増築部分の仮フレーミングを近隣の方に見せなければならないことや、2階建て建築物の構造計算について「梁」を一本追加した際の構造計算書が必要など、エンドユーザー様からの厳しい目線で住宅産業界が成り立っていることが紹介されました。
関連記事:日本経済新聞 戸建て住宅の改修価値を評価 国交省、中古流通へ新基準
基調講演②
「恒久住宅の実現を目指して」(株式会社Nahtag Building Supply 代表取締役 小金澤敏明氏)
アメリカの住宅産業において資産価値の高い住宅とは?
住宅の三要素(意匠)(機能)(性能)
外観の美しい建物は、何年経っても普遍的な美しさを保ち、歴史がのこしてきたものを踏襲する設計力が重要である。そのことが寿命の長い住宅となり、資産価値の高い住宅と評価されます。
住宅建設現場において目でみて確認できないものは(ムダ)という考え方
エンドユーザーの住宅生産性の向上に対する意識がとても高い。工事現場では養生しないことが多く、床材(仕上げ材)は一番最後に貼ると養生が不要で床に傷がつかない。合理的な考えが根本にある。唯一確認できるものとして廃棄物のコンテナがある。完成現場に行き新品の養生材が廃棄されていると、「ゴミの山」にこんな代金を支払ったのかと、エンドユーザー目線でみると生産性向上の追及は必然的なことです。
・・・・・(続く)
このようなセミナーに参加すると、新しい企業様との出会いやプレゼンを聞くことでき最新情報が得られます。
事務局や運営スタッフさん、いつも有難うございます。
開催期間中のため、追記の記事は後日改めてアップしたいと思います。
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